またもや基本的な記事になりますが、魚を調理することに慣れるまでは「怪我につながる個所」をカットしておくといいです。
その怪我につながる個所とはズバリ!「ヒレ」です。
魚を調理することに慣れてきたら問題はないのですが、不慣れだと大なり小なり本当に怪我をすることが多いです。
魚を調理するときにケガをしてしまうと、結果的に魚を調理することが嫌になってしまったり、苦手意識をもつことにつながります。
なので調理に不慣れなうちは面倒くさがらずにカットしておくことをお勧めしておきます。
魚を調理する前に「ヒレ」をカットしておく
もちろん魚屋さんのように調理に慣れているのならカットする必要はありませんが、不慣れな方はカットしておいた方がメリットが大きいです。
- 調理の際にケガをすると魚の調理自体が嫌いになる
- 怪我のリスクが減るために作業効率があがる
- カットすることで「ケガにつながる個所」を覚えられる
- 実食の際に食べやすい
などがメリットでしょう。デメリットも考えてみましたが思いつきません。敢えて上げるのなら「時間をロスする」くらいでしょうか。
ただヒレカットの時間をロスしても、ケガの可能性が下がることで自然と作業効率が上がるので時間的にはプラマイゼロになると思いますが。
ケガにつながる「ヒレ」の場所について
冒頭の画像で使用している「シマアジ」を例にして解説します。
特殊な魚種ではヒレの場所も異なりますが、ほとんどの魚が基本的な位置は同じ。魚のヒレは主に5つです。
- 背鰭(せびれ)
- 胸鰭(むなびれ)
- 臀鰭(しりびれ)
- 腹鰭(はらびれ)
- 尾鰭(おびれ)
この中で尾鰭(おびれ)以外のヒレはケガにつながるのでカットしておきましょう。
カットする際は包丁でもできますが、包丁で叩いてカットするとヒレが飛び散るので「調理バサミ」を使用するのがいいでしょう。
家庭で料理する機会が多いなら必需品と言えますので購入しておきましょう。
それではヒレの場所について画像で解説していきましょう。
背鰭(せびれ)
もっともケガにつながりやすいヒレなので注意が必要です。場所は↓
シマアジのヒレは全体的にですが危険な感じが伝わらないかと思います。しかし今回は手元にあったのがシマアジだったというだけで、鯛などのヒレは非常に危険。
ウロコを取る、三枚おろしの作業中に不注意でヒレが刺さるとマジで痛い。
これは経験したことがある方には分かるかと思いますが….。痛い思いをしないためにも事前にカットしておいた方が良いでしょう。
胸鰭(むなびれ)
胸鰭も魚種によっては鋭利なトゲがあります。
魚種によってはケガをすることも無いのですが、だからといって安易に考えていると大けがをすることもあるので注意していください。
臀鰭(しりびれ)
意外と不注意でケガにつながりやすいのがここです。小さいヒレなのですが破壊力抜群。
特に2枚の部分は注意してほしい。アジやサバでもケガにつながりやすいヒレになります。
隠れていて見えないこともあるせいか、このヒレでケガをする方は多い。小さなヒレですが固くて鋭いので注意しておきましょう。
腹鰭(はらびれ)
このヒレも固くケガにつながりやすい箇所なので注意。
ケガをしやすいヒレについて解説しました
さて、ケガにつながりやすいヒレの場所について解説しましたが、ケガにつながるのはヒレだけではないので簡単にピックアップしておきます。
ヒレと同じく気をつけておけば魚を調理する際のケガを予防することができます。
エラ蓋の横の縦線に注意
魚の顔の部分にある縦線、ここが非常に危険です。えら蓋と目の間にあるんです。
素手で安易に触ってしまうとガチで怪我します。
魚種によっては本当に鋭くケガをすることがあるので注意してください。
ぜいご
調理方法によっては先に取り除いたりしますが、刺身用にするのなら取らない場合が多いです。
ここも怪我をすることがあるので一応、覚えておきましょう。
魚の調理に慣れている方にとっては
眠たい記事となったかも知れません。
が!不慣れな方はケガを予防するためにも事前にカットしておくことを強く推奨しておきます。
魚釣りをする方、魚をもらう機会が多い方などは「調理バサミ」は必需品になるので購入しておくことを推奨しておきます。
コメント
スーパーの店員さんに恋をしていて、、こちらに辿り着きました^^
どんなお仕事をされているのかな。。。と。
スーパーの色々な事や店員さんのお気持ち、、商品についての事、等々
とても勉強になります!有難う御座います。
>お砂糖さん
訪問ありがとうございます(^O^)/
スーパーの店員さんに恋をしているのですか!!どんなきっかけであれ興味を持つことは良いことですね♪
拙い文章で申し訳ないですが、参考になったのなら幸いです!