写真は妻がつくった一蘭ラーメンね。詳しくはこちら。今回の記事とは関係ありません。
さて、早速ですが本題にはいりましょう。今年も鹿児島ラーメン王決定戦が開催されました!
昨年と全く同じメンバーで遠路はるばる参加したわけですが、いろいろ思うこともあったので、覚えているうちにアウトプットしておこうとビール飲みながらキーボード叩いてます。
順位についてとか、どこのラーメンが美味しかったとか、そんなありきたりな記事はそこら中溢れているので、あえて書きません。
そこんとこ分かったうえでお読みください、よろしく!
第三回の鹿児島ラーメン王に参加して
まず会場について驚いたのが、第一回王者、第二回2位の「まるちょんラーメン」のブースに並んでいる人が少なかった光景。
近くのラーメン店が多かっただけに非常に目立ちました。前回も多くのお客が並び、忙しそうにしている光景を見ていただけに驚きましたねぇ。
ただ、今回まるちょんラーメンに人が並ばなかった理由だけは、ぼんやりと分かります。
出店したことで地方店のメリットを失った。
先のラーメン王で優勝、上位入賞したことで、まるちょんラーメンの知名度は県内では爆発的に上がったことでしょう。
そして知名度と比例するように、霧島市、鹿児島市と出店。これが今回のラーメン王で食べてもらえなかった理由につながっていると思います。
過去の鹿児島ラーメン王をウォッチしている方は分かるでしょうが、市内で開催されるラーメン王は地方店が有利になります。
それもそのはず、普通に考えて来場した人は「普段たべられないラーメン」を食べるに決まってる。鹿屋市住みの私たちが、志布志のまるちょん、鹿屋のら`ぱしゃを外すように。
志布志市近辺の人ならば食べに行くことはあっても、わざわざ遠方からラーメンだけのために志布志市に足を運ぶ人は少数派でしょう。
そうなると「志布志のまるちょんラーメンを食べたい人」にとっては、鹿児島ラーメン王が絶好のチャンスになっていたわけです。足を運ばなくても市内まで来てくれるのですから。
しかし出店によって事情がかわりました。志布志まで行かないと食べることができないラーメンから、ちょっと足を伸ばせばいつでも食べることができるラーメンに。
今回、まるちょんラーメンに並ぶ人が少なかった理由の1つはこれだと思っています。さらにそれだけじゃありません。
第一回から変わらないラーメンなので飽きられた
先に述べておきますが、私は限定ラーメン否定派です。
でも今回のラーメン王で「限定ラーメンを出さなければならない事情」が分かった気がします。
今回は、まるちょんラーメンに人が並んでなかったことで顕著になりましたが、いつでも食べに行けるラーメン屋さんが定番品で勝負することの難しさが浮き彫りになったような気がします。
来場者からすると「いつでも食べることが出来るラーメン屋さん」の定番メニューを、イベントでお金払って食べるとは考えにくい。だけど食べてもらわないことには投票してもらえない。
参加店の多くが限定ラーメンをだす理由はこれじゃないのかな。なんで今まで気づかなかったんだろ。。
出店したことで、まるちょんラーメンも「いつでも食べられるラーメン」になり、さらに店の定番メニュー。まぁ並ばないはずですわこりゃ。
いつでも行けるラーメン屋は「食べてもらうための工夫」が必要
こうなってくると非常に難しいでしょうね。今回のラーメン王では「赤字覚悟!」を売りにする参加店がありましたが、高クオリティの限定ラーメンで、さらに赤字で提供なんて謳わないと食べてすら貰えない状況になってくる。
この流れはどんどん進むような気がしています。知名度のあるお店ほど。そうなると資金に余裕のある店舗が有利になるわけで。
資金を投入して、赤字で参加して、そこまでして上位に入賞できなかったらラーメン王に参加するメリットは全くなくなります。
もしかすると豚トロ、思無邪なんかが出場辞退したのはそういう事情なのかも。知らんけど。
そういう理由から、まるちょんラーメンは次回も出場するのなら、新メニューを開発する必要があるのかなぁ、とぼんやりですが思ってます。
そうしなければ今回と同じ結果になると思いますし。もうラーメン王でまるちょんラーメンを食べるメリットがないんすね。
これ以上書くとなんかDISってる感じになるので、まるちょんについてはキーボードを叩くのをここで辞めようと思います。
以下はイベントについての要望。
店舗ごとの客数の表示がほしい
客数でなくとも「何杯出ています」という数は知りたい。
というのが、店舗によって提供する数が違うんです。意味がわからないと思うので解説しておきます。
例えば10分で10杯提供している店舗と、10分で3杯しか提供していないお店を比較すると、並んでいる人が3倍になるのは当たり前なんです。
この場合、10分で3杯しか提供していないが100人並んでいるA店と、10分で10杯も提供している33人しか並んでいないB店は同じ人気なんですよね。
提供に時間がかかる=行列ができる
これを人気店舗と勘違いして並んでしまうことを私は避けたいのです。なので、現在の客数、〇〇時までに〇〇杯を提供しています、という表示は欲しいところ。
ラーメンを運ぶ人専用の通路を確保してほしい
会場に行った人はわかると思いますが混雑しまくりで歩くのも大変ですよね。
ラーメンを運んでいる最中なんて周りが全て敵に見えてきます。前を見ないでスマホいじって歩いてるのはいるし、テンション上がりすぎていきなり走るのはいるし。
長時間並んでやっとの思いでラーメンを受けとったはいいものの、運んでいる途中に見知らぬ人の不注意でラーメンこぼすとか地獄でしょ。
少なくとも混雑する場所では、ラーメンを持っている人だけの専用通路があっても良いと思う。
男性はともかく、女性はとくに大変だと思いますけどね。その辺は配慮してもいいと思うんだけどな。絶対にこぼしてる人がいるはず。
全部書くと長くなるのでこの辺で〆ておきます
思うことが多すぎて、全部かいたら長文になるのでこの辺で〆ておきます。
第三回ラーメン王に参加して、第二回より単純に参加店のラーメンのクオリティが上がってるように感じました。
どこの店舗も限定ラーメンの質が上がっていて、食べる楽しみがあったので参加者としては嬉しいのですが…ね。
え!?大隅から参加の「ら`ぱしゃ」ですか?カレーラーメンで参加していましたが予想通り並んでませんでしたよ!
ではまた。
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