
小売業では欠かせない計算「粗利率」について解説します。
粗利率について
そもそも粗利率ってなんですの?
ものすごく簡単にいうと、粗利率とは粗利額(仕入れ原価と売り上げの差額)を売り上げで割ったパーセントのことです。
例えば、仕入れが1000円、売り上げが1500円だった場合、粗利(額)は500円です。
仕入金額 | 売り上げ金額 | 仕入れと売り上げの差額(粗利額) |
---|---|---|
1000円 | 1500円 | 500円 |
この粗利額を売り上げで割ったパーセントのことを粗利率といいます。
例えで出した粗利額は500円なので、売り上げの1500円で割り100をかけることで粗利率がでます。
500÷1500×100=33.3333333
という計算になるので、仕入れが1000円、売り上げが1500円のときの粗利率は33.3%となります。
スーパーの仕事で粗利率のコントロール能力は必須
例えば、あなたが任された部門の売り上げは1000万。
人件費やその他の経費が250万だとします。(これは例えばです)
ということは少なくとも250万以上の利益を出さなければ赤字になってしまいます。
計算方法も分からずに闇雲に価格設定してると、蓋を開けたら赤字でした。
なんて事になりかねないので、計算式をしっかりと覚え利益をコントロールできる人材になってくださいな。
ちなみに粗利率をコントロールするには値入率を覚えておかないといけないので合わせて読んでね
粗利率を語る前に値入率について知っておかなければなりません。

値入率の計算式を覚えよう!商品の売価を設定する
今回は「値入率」の計算式です。粗利率については値入という作業も、商品を販売

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