
今回は商品フェイスの見直しをして数字を改善しよう!という記事です。
今まで何となく商品のフェイスを決めてた方は、是非ご活用くださいな。
なぜフェイスの見直しが数字改善につながるのか?
スーパーで働いてると視認率という言葉を耳にしたことがあるはずです。
この視認率とは、簡単に言うとお店に入った顧客の何パーセントが、その商品を見たか(認知したか)のパーセント。
この視認率と商品の売り上げは比例して上がると言われてます。
めちゃくちゃ分かりやすく言うと、商品がお客の目に入るほど売れますよってこと。
ということは売れる商品をピックアップし、フェイスを拡大するだけで売り上げは変わってくるのですね。
ただし無駄にフェイスを広げてもダメ
極端な話、売れる商品を10フェイスにしても売れ数には限界があります。
あくまでも適正なフェイスを取ることを意識してください。
フェイスを見直す商品とは?
ズバリ自部門で売れてる商品の上位20%です。
カテゴリ別にみると更に効果的ですが、とりあえずは自部門の売り上げを取ってる商品の上位20%をリストアップしましょう。
例えば鮮魚なら(私の地域では)、
- カンパチ刺身
- カンパチブロック(柵)
- 無頭えび
- サーモン切り身
- サバフィーレ
など、定番品で売り上げをとってる商品をリストアップします。
リストアップ出来たら、その上位20%の商品は他の商品よりフェイスが取れてるか確認します。
フェイスが取れてないなら今すぐ売り場を広げてください。その理由を説明します。
パレートの法則
パレートの法則とは、簡単に言うと20%のお客の売り上げが全体の80%を占めているという考えた方。
※めちゃくちゃ簡単に書いてるので詳しくはググってくださいな
これは商品に置き換えても同じで、自部門の上位20%の商品が売り上げの80%を占めていることになります。
売れない商品を見直すより、現在売れてる商品を伸ばす
この方法であれば簡単に商品をリストアップできるので、これを読んだ次の日から、いや今からできますよね。
商品を入れ替えたり、売れない商品を売る努力をするより、まずは今売れてる商品を更に売る努力が先です。
単純なことですが、フェイスの見直しで数字は違ってくるので、ぜひご活用くださいな。

コメント