
転職してから労働時間が長くなり、必然的に店にいる時間が増えたのでボーっと売り場を眺めている時間が多くなりました。
みなさんこんばんは。
なんとなく眺めてると気づいたことがありまして、今お世話になっているお店の客層は高齢者がほとんどで、若いお客は非常に少ない。
そして、メインとなる高齢者の顧客は普通に定番品も買ってくれるけど、若い世代は特売品を2.3品持ってレジに直行という感じです。
私にはこれが不思議でした。やっぱ複数のお店を買いまわるのって面倒くさいし、時間も無駄になるわけじゃないですか?
たかだか数百円程度の差異なら普通に買い物すると思うんですよね….。そこで各部門の売り場をチェックしてみました。
そして、あることに気づきました。
メガ盛り、ファミリーパックの品ぞろえが皆無
まずはこれ。
子育て世代の集客にはファミリーパックの品ぞろえは必要。ファミリーパックというより量を買う人がお得感を得られる商品作りが必要不可欠。
理由としては単純で、子育て中だと量が必要だから。年頃の子供はめちゃ食べるからね。
実際に知人数名に訪ねてみたところ、例えばモモ肉1枚と、4枚の単価が同じだと買わないという。(これは例えばです)
なぜって、もも肉1枚と4枚の単価を変えてる競合があるから。
価格差を考えると微々たる金額かもしれないけど、何だか損した気分になるそうじゃ。
やっぱ人間て論理ではなく感情で動くんだろうなぁ、と、仕事を終えてビール飲みながら改めて感じました。
というわけで、量を必要としてる顧客に買ってもらうには、
「量を買った方が得!」
こう感じてもらうために、お得感のあるファミリーパックやメガ盛りの品ぞろえは必須ですね。
商品についての説明がほとんどない
続いてこれ。
商品についての説明(POPなど)は超重要です。
だって、こだわりの商品も伝えないと分からないから。
例えば働いてる私が言うのもなんですが、ここのお店、商品の質はめちゃくちゃ良いのです。
肉はA-5クラスをメインにしてるし、野菜や果物、魚は地元の市場を活用してる。総菜だって競合と比べると非常に美味。
この辺りって顧客に伝えた方がいい気がするんですよね。実際に私も転職するまで知らなかったし。
口コミって集客方法としては割とあなどれなくて、地味だけど効果は高いです。
品質と価格は比例するから、やっぱ高い商品には理由があるんですよね。
そこはガンガン知らせていくべきですね。
※ただ、店舗や部門でポップが作れる環境がない場合は難しいかも知れません。
他にもありますが特に気になったのがこの辺りでした
多分、どれだけ節約してる家庭でも数か月に1度くらいは贅沢すると思うんですよ。
家族内の誰かの誕生日だったり、記念日だったり、おめでたいことがあったり、臨時収入があったりと。
極端な話、
「うちの牛肉は高いけど極上です!毎日とは言いません。月に1度、いや、3か月に1度でいいから、特別な日には当店の牛肉を食べてみてください!必ず満足させます!」
とか、
「当店のカンパチの柵売り(ブロック)地元の水産会社から朝〆の新鮮なものです!単価が他より高いのはそのためです!」
脳みそはワサビの小袋と同じくらいしかない私が考えたものは無視してもらって、皆さんのお店では素晴らしいPOPを完成させてみてくださな笑
ちなみに偉そうなこと書いてますが、私の店舗ではPOPの自作ができないので、これらを私自身も実行できてません笑
環境が整ってるなら、めちゃくちゃ重要なことなので実行してみてください。今より少しだけ、ほんの少しだけでも売れ方が違ってくるかもよ?
※もしよかったら、あなたが考えた面白POPなどありましたらメールフォームより教えていただけるとありがたいです!

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